ホソウリゴケ 
Brachymenium exile (Dozy & Molk.) Bosch & Sande Lac.
(ハリガネゴケ科ウリゴケ属) ☆
岡山道総社PA, 2004/07/08
敷き詰められたレンガの間にホソウリゴケがびっしり生育しています。
表面温度を測定してみました。レンガは54℃、
傍の花壇の裸地が64℃で、芝は40℃でした。
ホソウリゴケは・・・64℃でした。さて、さて、む、む、む!?

後日談:やはり、どう考えても、コケが64℃にもなって
いるのは納得いかなくて・・・だって、コケ触ったら熱いか?
No!
自宅の周りでハイゴケやエゾスナゴケの温度を測って
みた。やはり、60℃を超える。どうも、使用している
温度計(非接触型)に問題があるようだ。日差しを
さえぎって測定すると40℃ほどになった。
この値なら納得できる。
うーむ、コケってのは、何か、太陽光の熱に関与する
波長部分を反射している・・・のかな。
Hey, you, someone, how do you think about it?
ホソウリゴケは、街で、道路脇などに、ギンゴケとともに
生育しているのをよく見かけます。

胞子体を付けるのは稀なようです。
無性芽で増えているようです。
もし胞子体を付けていたら、「さく」は直立します。
ギンゴケの「さく」は、垂れ下がりますが。